SF Fleet Week Air Show


この週末はサンフランシスコでFleet Week(海軍のイベント)があった。
フィッシャーマンズワーフ付近でエアショーがあるという事で同僚のTさんと行って来た。




空に描くループ
飛行機がスモークをたきながら垂直にループを描く。
いかにもエアショーといった感じで気分が盛り上がる。
[ Nikon D700 + Tamron SP 70-300mm F4-5.6 VC ]




"見えない"爆撃機
この日はステルス(レーダーに写り難い)爆撃機B2 Spiritがデモフライトを見せてくれた。
胴体全てが翼で尾翼が無い、いわゆる全翼機
普通の飛行機は主翼の揚力(機体重心のやや後ろにある)に対して尾翼で負の揚力を発生させて、
その釣り合いで姿勢を安定化している。
その尾翼が無い形状で安定に飛べるのが不思議な感じだった。
それはそうと、生でB2を見る機会があるなんて思っていなかったので感動した。
[ Nikon D700 + Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 ]




一糸乱れぬ動き
B2の後にやってきたのはカナダ空軍のアクロバットチーム"スノーバーズ"のデモフライト。
機体間の距離を詰めた状態で編隊飛行。
各機の動きがあまりに揃い過ぎていて、全体で一つの飛行機に見えるほどだった。
[ Nikon D700 + Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 ]




Vapor Cone
続いてはF/A-18F Super Hornet。現在の米海軍の主力戦闘機だ。
低速での運動性を見せるために60度の"コブラ"(水平に飛びながら機体を上向きにする機動)もどき
を見せたり、高速で観客の前を通過したりした。
写真は高速で飛んだ時に出た円錐状の蒸気ベイパーコーン。
機体から円錐状に圧縮された空気ができ、その後ろは減圧された状態になる。
この減圧で温度が下がり、空気中の水蒸気が液化して雲になる(というので説明あってるだろうか)。
まあ、そんな説明はどうでもよくて、"これテレビで見た事ある!"と大はしゃぎしていた。
[ Nikon D700 + Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 / トリミング ]




アフターバーナーON
(おそらく空軍の)F-15E Strike EagleはアフターバーナーONで登場。
F/A-18よりも迫力のある動きで、エンジンパワーの凄まじさを見せつけてくれた。
垂直上昇では見えなくなるくらいの高さまであっというまに登っていった。
さすが、F-22登場前まで世界最強の戦闘機だっただけの事はある。
[ Nikon D700 + Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 ]




Blue Angels
最後はこの日のメイン、ブルーエンジェルスの飛行。
ブルーエンジェルスは海軍のアクロバットチーム。使用機材はF/A-18 Hornet。
ブルーに黄色の文字が映えてかっこいい。
[ Nikon D700 + Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 ]




流星のように
4機の編隊がスモークをたきながら流星のように飛んでいた。
4機の機体間隔の狭さがすさまじい。
[ Nikon D700 + Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 ]




密集隊形
低速の密集隊形での飛行。ひしめき合うような距離で機動をこなしていく。
さすがは世界トップクラスのアクロバットチーム。
[ Nikon D700 + Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 ]