3着

ディープインパクトが挑戦する凱旋門賞をテレビで観戦。
好スタートから好位の競馬。スローペース予想だったようなので、これは王道の作戦。
道中少しかかり気味な所もあったが、きっちり折り合ってラストの直線へ向かう。
道中で先行した分、直線では遅らせ気味のスパート。
ここまで完璧なレースをしたのにラストで伸びなかった。
レイルリンクに並びかけられた時、一瞬差し返して底力を見せたが、
次に並びかけられるのを跳ね返す力は無かった。
レース運びに問題が無かっただけに、地力負けのような気もする。
負担斤量が日本の基準より厳しいのも馬体重が軽いディープインパクトには不利だっただろうが。

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凱旋門賞挑戦で3着というのは十分に快挙だと思うが、
それが快挙と扱われないのはエルコンドルパサーの2着があるから。
エルコンドルパサースペシャルウィークグラスワンダーセイウンスカイ
キングヘイローが同世代。豪華な世代だったなぁ。
(セイウンスカイ好きだったのでちょっとノスタルジー)

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テレビを見ていて思ったこと追記。
今回の凱旋門賞、無理に盛り上げようとしすぎている気がした。
中継で映されていた日本人のファンも明らかに"浮いている"様子だったし。
ヨーロッパだと競馬は貴族的なイベントで、サッカーは庶民的なイベントらしい。
日本人の競馬ファンはかなり"庶民的"な部類に入るので、その違いが違和感を生んでいたように思う。
D.I.が単勝1倍台で1番人気というのもおかしい。日本人が買い過ぎているのでは?
...等々、何となくしっくりこないものを感じていた。
# そもそも、日本三冠→凱旋門賞、なんて出来過ぎだし。
# (外国産馬なので)国内GIの多くに出られない→凱旋門賞制覇で見返す、パターンの方が絵になる、と思う。
# (要は、JRAの思惑が露骨に見えるのが気に入らないらしい)