法隆寺

ここの所、寺社建築の味わい方を少しかじったので、知識を試してみたかったのだが、
茨城ではいまいち適当な(古い)社寺がない。
で、京都で部屋探しをするために関西に戻ったついでに、両親と一緒に法隆寺を見に行った。

法隆寺の味わい所

  • 世界最古の木造建築 (7C末)
  • 木材資源が豊富な頃に作られたので部材が太い (だから1300年残った)
  • 古典的な構造 (シンプルな組物、貫を使用しない)
  • 独自の意匠 (平行垂木、雲肘木)
  • 国宝指定された建築物多数 (金堂、五重塔、講堂、回廊、東室、東大門、夢殿 etc...)


身に着けた知識(間違っているかも)が一通り確認できてうれしかった。
部材の太さ、組物のシンプルさは講堂や金堂の内側を見上げるとよく分かる。
そして、境内を歩いていると国宝に指定されている建築の多さに驚く。
目に入る建築がことごとく国宝や重要文化財に指定されている。
(茨城には一つも国宝の建築がないのに...)


宝物館にも行ったが、ここも国宝と重文の宝庫。
展示されている仏像がことごとく指定されている。
(茨城には二つしか国宝がないのに...)
玉虫厨子がみられるのが建築好きにはうれしいが、
仏像の見方はイマイチよく分からない。


久々に訪れた法隆寺。自分の知識が確認できてよかった。
あと、国宝は一年分以上見たと思う。おなかいっぱい。