撮影行

もういくらか前になるが、デジタル一眼レフカメラを買った。
(詳しい友人にカメラ選びにつきあってもらったのだが、
友人がカメラ屋の店員よりもカメラの機能に詳しいのには驚いた)


カメラ屋で一番安いものを選んだのだが、
それでも撮影パラメータを自分で決定できるのは嬉しい。
それまで使っていたデジカメ(6年くらい使った)に比べると、
AFも早くて正確、シャッターもすぐに切れてすばらしい。


そこで、撮影(の技術向上)を目的にちょっとした山歩きに行ってきた。



(絞り優先AE F20 -0.7補正)

一本の木が上に行くにしたがって鮮やかに色づいてグラデーションになっていたのを上を向いて撮影。
もう少し明るくしたかったのだが、そうすると空の色が白っぽくなるのと、
葉っぱの反射が強くなりすぎるのでこれくらいに。でも暗すぎた。
できれば右下の葉っぱの緑も鮮やかに出したかった。
(レタッチすると小ましになるが、上達が目的なので無しの方向で。)


風景写真を撮影する際に、現状心がけようとしている事
1. テーマを決める(何を表現するか)
2. おおざっぱなフレーミングを決める (主題と周囲をどう配置するか/周囲の取捨選択)
2-1. フレーミングは大胆に周囲を切り落とす方向で。欲張って色々いれると主題がぼける。
2-2. フレームの中を横切る"ライン"に気を使う。(水平線や木の幹の垂直線、道の曲線など)
3. 太陽の位置(逆光〜斜光〜順光/角度)を確認。撮影位置を選べるなら選択。
4. F値決定→露出補正決定→シャッター速度確認 (被写体が水の流れとかならシャッター速度の選択)
5. 余計なものが写り込まないよう、ファインダーの四隅を確認。
6. 撮影→確認(→たいてい4.からやり直し)
0. とりあえず撮影モードは絞り優先AEで。
0. デジタルカメラの利点(ランニングコストが安い)を活かしてたくさん撮影する。
なかなか全てを実行できず、いい加減な気持ちで撮ってしまうのだが。
カメラもなかなか難しいものだ。