お疲れ駅長+ひたすら海岸線 : 和歌山→貴志→湯浅→日御碕→御坊


今週もサイクリング(京都起点)。
行き先は和歌山方面へ。和歌山から南に向かって走ってきた。

お疲れ駅長 : 和歌山→貴志

京都駅から和歌山駅まで輪行和歌山駅で自転車をセットアップして出発。
最初の目的地は貴志。和歌山電鉄と並行する県道13号を走って東へ。
ゆるやかなアップダウンがある気持ちのいい田舎道を走って貴志駅に到着。




猫カフェ
貴志駅といえば猫の駅長「たま」が有名、というよりは「たま」貴志駅が有名というべきか。
駅舎は最近建て替えられたらしく、外観も内装も猫をテーマにしたものになっている。
写真のガラスの向こうはカフェになっている。ガラス越しに観光客の賑わいを感じた。
[ Nikon D200 + Ai Nikkor 35mm F2S (F2.8) ]




人気者はつらいよ
貴志駅は小さな駅なのだが、夏休みという事もあってか多くの人が「たま」目当てに集まっていた。
写真の列の先頭が"駅長室"なのだが、駅長はお疲れのようでこちらに背を向けて眠っていた。

醤油発祥の地 : 貴志→湯浅

貴志から南へ向かって走る。国道424号でやや内陸を走る。
途中、標高400m程の峠を越えて有田川へ、そこからは国道42号で湯浅へ向かった。




立ち並ぶ醤油倉
湯浅は国の重伝建地区に指定されているだけあって、なかなか見ごたえのある町並みだった。
その中心といえる角長を、裏手の舟溜りから眺めてみた。
[ Nikon D200 + Ai Nikkor 35mm F2S (F8) ]




風雪感じる看板
重伝建地区のの一角で見つけた醤油屋の看板。やや色あせた風合いが年月を感じさせる。
[ Nikon D200 + Ai Nikkor 35mm F2S (F5.6) ]

白い要塞〜先っぽ〜帰還 : 湯浅→白崎→日御碕→印南(いなみ)

湯浅からさらに南へ向けて走る。
今回は最終目的地を決めずに走れるところまで走る方針だったので、幹線道路の国道42号ではなく、
あえて時間は掛かるけれども楽しそうな海岸沿いの道(県道24号)を走る事にした。
この道は海岸沿いの道らしく、地図には表れない小さなアップダウンが多く
意外と体力を消耗する道だった。
しばらく走って白崎(しらさき)という岬に到着した。




白い要塞
白崎は石灰岩で囲まれた要塞みたいな場所だった。
岩で囲まれた平地部分は道の駅とスキューバダイビングのプールやキャンプ場になっている。


白崎からさらに進む。由良町の辺りで見つけたスーパーで補給も済ませて、海岸沿いを南へ。
相変わらず小さなアップダウンが続いて体力を奪われるが、景色がいいので気分はいい。
県道187号と交差したところを右折して日御碕(ひのみさき)方面へ。
ここから日御碕灯台へ向けての標高100mほどの登りが意外としんどかった。




円弧
日御碕灯台を足元から見上げた。半径の違う円弧がつくるパターンの幾何学的面白さを
表現したかったのだが…イマイチうまくいかなかった気がする。
まあ、これも新たな表現への挑戦ってことで。
[ Nikon D200 + Ai Nikkor 35mm F2S (F8) ]




フレネルの瞳
日御碕に着いたのは日が傾きかけた時間だった。
夕日に照らされて、灯台フレネルレンズが瞳のような模様を見せていた。
[ Nikon D200 + Ai Zoom-Nikkor 80-200mm F4S (F5.6) ]


日御碕から御坊までも海岸沿いの道を走る。疲れてきたのでゆったり流して御坊の南へ。
ここで小休止をしていたら、大分暗くなってしまった。ここで終わりにしても良かったのだが
まだ30分ほど走れそうだったので、少しだけ先へ進むことにした。
国道42号を紀伊田辺方面へ向けて走る。走り始める頃には田辺まで走れるかと思っていたのだが、
印南(いなみ)に着いた頃には残照も消えて完全に夜になってしまっていた。
仕方ないので印南駅へ行って今回の旅は終了。
自転車を畳んで、(18きっぷ利用だったので)普通電車でたっぷり時間をかけて帰ってきた。

まとめ


走行距離 : 123.0km
走行時間 : 6時間02分
平均速度 : 20.3km/h
最高速度 : 49.5km/h