STEEP! : Tilden Regional Park 〜 San Pablo Reservoir

ようやくバークレーで自転車を入手した。(日本へ帰る人から$100で引き取った。)
せっかくなので、まずは近場からサイクリング開始。


バークレー付近の地形は、西がサンフランシスコ湾、東が山になっていて
その間の平地を中心に人が住んでいる感じだ。
東の山はTilden Regional Parkという公園になっている。今回はこの山の方へ行ってみた。

湖二つ : Tilden Regional Park

住んでいる所からTilden Regional Parkを目指して東へ向かう。
住宅地の中を登って行くのだが、結構な斜度に驚く。
公園内の道もダイナミックなアップダウンがあり、路面も悪いので結構神経を使う。
公園にあるJewel LakeとAnza Lakeを見て回った。




馬の水飲み場
公園はトレッキング、サイクリング以外にも乗馬にも使われている。
所々に写真のような馬用の水飲み場が置かれていた。
[Nikon D200 + Tokina AT-X DX 12-24mm F4]




Jewel Lake
Jewel Lakeという名前からきれいな湖を想像していたのだが、小さな湖、というより沼だった。
でも水鳥が多くいたりして、眺めていても飽きない。


もう一つの湖のAnza Lakeは水泳ができるようになっているようだが、さすがにシーズンオフで閉まっていた。
ここはバス釣りのメッカでもあるらしい。
Anza Lakeを見た後はWildcat Canyon Rd.を使って、尾根を越えた先にあるダム湖のSan Pablo Reservoirを目指す。
途中、Inspiration Pointという見晴らしのいい所があったので昼食。
セブンイレブンで買ったハンバーガーを食べたが、さすがのまずさだった。
空腹に襲いかかるイマイチ飯はダメージが大きい。

STEEP! : San Pablo Reservoir 〜 帰り

Wildcat Canyon Rd.はSan Pablo Reservoirの湖までダイナミックに高度を落として行く。
日本の道路より概して路面が悪いので慎重に下って湖へ向かった。




San Pablo Reservoir
Tilden Regional Parkの東にあるこの湖もバス釣りのメッカらしい。
車にボートを積んだ車がやってきて、桟橋からボートをおろして楽しんでいた。
開放感のある楽しげな湖だ。




equestrianに注意
この日は頻繁に乗馬している人に注意、の標識を見かけた。中々日本では見ない標識だ。


この日は夕方から雨の予報だったのでそろそろ帰る事にする。
帰るにはさっき越えてきた尾根を登り返さなければならない。
同じ道を走るのは面白くないのでWildcat Canyon Rd.の一本南にあるEl Toyonalを走る事にしたが
これがとんでもない激坂で標高差400mほどを登る道だった。
京都のサイクリストには芹生峠後半を想像してもらえれば、その感じが伝わるだろう。




STEEP!
とんでもない斜度の道なのだが、なかなか写真では伝わらない。
必死で登っていると、通りかかる車の人が結構な割合で"頑張れ"のポーズをして応援してくれる。
日本でも無い訳ではないが頻度が全然違う。なかなかいい文化だ。


激しい坂を登りきった後は、観光と気持ちのいい眺めを楽しむ時間。
観光用のミニチュアの鉄道と、近くにあった山頂を制覇してからバークレーの街へ下った。




ミニチュア機関車
坂道を登りきった辺りにミニチュア機関車の鉄道があった。
週末だけあって、多くの子供連れで賑わっていた。その編成の長さに驚く。
子供たちはおおはしゃぎなのだが、大人は窮屈そうだ。




見下ろす
ミニチュア鉄道の近くにVolmer Peakという山頂があったので立ち寄ってみた。
山頂近くは眺めが非常にいい。下のほうに湖を見下ろす気持ちのいい風景だ。
この山頂の標高は1906feet。feetでいうとすごく高い山のような気がしてしまうが580mの低山だ。




Bay Area一望
帰りに走ったGrizzly Peak Blvd.からの眺め。
手前側が東で奥が西。足下にあるのがバークレーの街並み。
左奥がサンフランシスコの街で、右奥に見えているのがゴールデンゲートブリッジ。Bay Areaを一望。


帰りはLBNLからUCバークレーを抜けて、大学近くの中華料理屋(安い($4)、量多い、まずいの三拍子揃った店)
で晩ご飯を食べて帰ってきた。
走行距離は約50km程度だが、高低差があったのでそこそこ疲れた。