撮影行改めプチ山迷い

写真に詳しい友人に京都に遊びに来てもらって撮影レクチャーをしてもらう事に。
撮影の前に、南禅寺そばの店に湯豆腐を食べに行く。
店についたのは開店前だったのだが、それでも店の外に列ができていた。
湯豆腐はシンプルな料理だけに、豆腐の味がストレートに出る。
それがおいしいのだから素晴らしい。
セットの豆腐の田楽もなかなかの物。やっぱりいいものだ。お値段も相応にするけど。


で、その後南禅寺の境内で撮影レクチャー...だったのだが、天気はあいにくの曇り。
紅葉もまだまだ始まったばかりで、シャッターを切る回数も少なくなりがち。
撮影行というより散策のようになってしまった。
南禅寺の境内から裏手の水道橋を経て、蹴上の方へ歩く。
近くに神社があったので寄ってみると、ここでも紅葉はまだまだ。
雰囲気のある神社だったが、賽銭箱に監視カメラがついていたのが何とも世知辛い。




法堂(絞り優先AE F/8 Tv1/320 ISO-400 露出補正-0.7)
南禅寺の法堂(はっとう=禅宗の本堂)。これでもか、というほどの禅宗様(唐様)。
一階部分の花頭窓と貫、二階軒下の詰組(密集した組物)と禅宗様のお手本といった感じ。
垂木(たるき=屋根を支える細長い部材)は扇垂木ではなく、平行垂木だった。


神社で見つけた標識によると、境内の裏手から南禅寺へ戻る道があるらしい。
同じ道を戻るのも面白くないので、行ってみる事に。
最初はゆるやかな登りの木の階段道。散策路といった感じの道を軽い気持ちで登っていく。
道が下りに差し掛かった頃、少しずつ山道っぽくなってきた。
この辺りは踏み跡の分岐が多く、標識も少ないためルートが分かりづらい。
ペンキマークやビニルテープを頼りに、不安になりながら進む。
微妙に迷いそうになりながらも、ふと気が付くと水道橋の横へ出てきていた。
ひと安心だったのだが、友人は山はこりごりといった様子だった。




誘われて裏山へ(絞り優先AE F/10 Tv1/25 ISO-400 露出補正0)
逆光に輝く木道を撮影。右の方が黒くつぶれてしまった。
+0.7補正でも撮影したのだが、そっちは手振れ。残念。
コンスタントに"きちんと"撮影できるようにならねば。今後の課題。
やっぱりコントラストの強い場面での露出は難しい。これも課題。
露出を変えて色々撮っておくというのも大切だ。