山→敗退→奥の手→渓流

またまたサイクリング。
京都から亀岡に向かうには、普通は国道9号で老ノ坂峠を超えるのだが、
別のルートとして、嵯峨から府道50号→愛宕谷林道がある。
高低差が大きすぎるので移動の手段としては使えないが、
今回は山トレーニングという事で行ってみた。

嵯峨〜水尾の里

嵯峨から府道30号で保津峡駅へ。この辺りは風光明媚な気持ちいい道。
保津峡駅からいよいよ山登り。水尾の集落まではキツい坂だが問題なし。
でも、水尾を過ぎた辺りから木々に雪が着きはじめた。
急な坂を登っていくと、愛宕谷林道の入り口にたどり着いた…のだが、林道は通行止め。
仕方ないので廻り田池から国道477号で亀岡盆地へ向かおうと先に進んだが、
はじめは木の上だけだった雪が路肩に、路面に、ついには路面が凍った状態に。
とても走れないのでやむなく引き返す。




雪に閉ざされる (絞り優先AE F/4.5 Tv1/50 ISO-100 露出補正-0.3)
府道50号はこんな感じだった。完全に雪。
正直なところ、京都の山を侮っていたと言わざるを得ない。




白い輝き (絞り優先AE F/4.4 Tv1/80 ISO-100 露出補正-0.3)
雪の着いた木々を見上げる角度で撮影。
陽光に輝く雪が美しかった。

るり渓へ

府道30号を引き返すと、京都の嵯峨まで戻らなければならない。
昼過ぎて京都市街にいるのはサイクリングとして悲しすぎるので
保津峡駅で奥の手、輪行袋を取り出す。
自転車を包んで電車で園部へ。目的地はるり渓。


園部から南へ走る。るり渓への道はまたしても登り坂。今日は登り坂オンパレード。
るり渓は岩と渓流の自然が美しい場所。
木々や岩に雪が残っていて、なかなか趣がある。枯山水の世界。
散策路も整備されていて気持ちいい。




自然の枯山水 (シャッター速度優先AE F/6.3 Tv1/8 露出補正-0.3)
岩と木と渓流美に雪が積もって寒々しい風景。
るり渓といえば紅葉シーズンだが、こういう景色も悪くない。


るり渓を見終わったのが4時半。園部到着が5時。
このまま走っても亀岡に着く頃には暗くなってしまうので、帰りも奥の手で輪行
電車で園部から円町、円町からは走って帰った。
帰る体力が無かった訳ではない、と一応強がっておこう。

行程表

9:15 京都 0.0km
(2h25m) (r50) (24.3km)
11:40 水尾-樒原間(引き返し地点) 24.3km
(0h45m) (r50) (7.4km)
12:25 保津峡駅 31.7km
(2h00) (山陰本線:輪行) --.-km
14:25 園部駅 31.7km
(0h40m) (r453) (14.7km)
15:05 るり渓 46.4km
16:25 るり渓 46.4km
(0h35m) (r453) (13.6km)
17:00 園部駅 60.0km
(1h30m) (山陰本線:輪行) --.-km
18:30 円町駅 60.0km
(0h40m) (京都市街) (10.0km)
19:10 円町駅 70.0km