水の流れに沿って
いつもの週末サイクリング。
何か午後から雪/雨の予報だったので、雪に降られないよう南方面を選択。
という訳で、淀川をひたすら下ってみた。
鴨川→桂川→淀川 : 京都〜八幡
出町柳から川端通りを南下する。
川端通りは鴨川沿いを走っているのだが、今日はひたすらこの流れに沿って走る事になる。
JRを過ぎた辺りで川端通りを捨てて鴨川の河川敷を走る。
所々走りにくい場所もあるが、基本的には問題なく走れる。
しばらく走ると京都八幡木津サイクリングロードと合流。ここから八幡までは快走。
-5km/h : 八幡〜枚方〜大阪
八幡市で桂川、宇治川、木津川の3つの川が合流してついに淀川になる。
あとはひたすら淀川沿いを下るのみ。
八幡から樟葉までは府道13号。交通量が多く神経を遣う。
樟葉からはいよいよお気楽な淀川サイクリングロードの始まり。
…お気楽に走るつもりだったのだが、この日は強烈な西風。見事なばかりに逆風。
無風で23〜24km/hで走れる力で漕いでも18〜19km/h程度しか出ない。
頑張って漕いでいるのに進まない、というのは本当にツラい。
帰りに風向きが変わらないことを祈りつつ、我慢して漕ぎ続ける。
バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋 (絞り優先AE F/8 Tv1/200 ISO-100 露出補正+0.7)
大阪モノレールが淀川を渡る橋を撮影。正式名称は知らない。
"バスケットハンドル型"というのはアーチの上部が絞ったデザインになっているタイプ。
ローゼ橋というのはアーチの両端に働く応力を補桁で補うタイプの橋。
ニールセンローゼ橋というのはアーチから補桁へワイヤーを張るタイプのローゼ橋。
河川敷のサイクリングは基本的に単調なのだが、
いろいろなデザインの橋が見られるのが楽しい。
渡し船と日本一低い山
大阪の中心部に着いたのが1時前。そろそろ帰り始めないといけない時間だ。
引き返そうか悩んだのだが、結局行ける所まで行ってしまおうという事で大阪湾を目指す。
淀川の河口に行ってもいいのだが、イマイチ面白そうな目的地が無いので天保山へ向かった。
野田で昼食を摂って桜島へ。桜島と天保山の間は安治川が流れていて橋では渡れないのだが、
ここには渡し船が運行されていて、自転車ごと渡ることができる。しかも無料。素晴らしい。
天保山は"日本一低い山"を名乗っている。他にも"日本一低い山"を主張している山はあるのだが、
ここは"国土地理院の地図に載っている一番低い山"という事らしい。でも人工的に作られた築山。
まあ、築山を山と主張するのもどうかと思うが、
もっといただけないのは隣の見晴し台の方が高いという事だろう。いろいろと間違っている。
中に入ったことは無い (絞り優先AE F/8 Tv1/400 ISO-100 露出補正-0.7)
天保山の渡し船乗り場に行く途中、USJの前を通ったので愛車と記念撮影。
いかにもUSJといった感じの妙に鮮やかな感じの色彩になった。
豪快なターン (絞り優先AE F/11 Tv1/250 ISO-100 露出補正-0.7)
天保山の渡し船。結構小さい。よって結構揺れる。かなり楽しい。
しかも、乗り場の手前で豪快なターンを決めてくれる。サービス精神旺盛(?)。
降りた後もしばらく揺れている感じが残っていた。
ウォーターフロント (絞り優先AE F/10 Tv1/640 露出補正+0.7)
逆光に輝く海面が美しかったので、船上から撮影してみた。
観覧車と海遊館がいかにもウォーターフロント、といった雰囲気を演出している。
+5km/h : 大阪〜枚方〜八幡〜京都
予定より大分遅くなってしまったので大慌てで引き返す。
行きに向かい風だったのが、帰りは心強い追い風となって後押ししてくれる。
コンスタントに30km/h弱で走る。実に爽快。
毛馬閘門→城北大橋→豊里大橋→鳥飼大橋→鳥飼仁和寺大橋→枚方大橋とテンポ良く走る。
帰りの途中、原チャで太陽の塔を見に行っていたid:ymlab氏と牧野で会って雑談。
僕のzaurusを見せたりGPSに特化したPDA"mio"を見せてもらったり。
樟葉〜八幡で雪に苦しめられながらも、何とか残照がある内に京都市街に入ることができた。