滝&紅葉駆り

今週はサイクリング。
以前から気になっていた丹波の琴滝へ行ってきた。

行き&寄り道 : 京都→亀岡(鍬山神社へ寄り道)→園部→京丹波

京都から亀岡へのルートは相変わらずの国道9号老ノ坂峠越え。
交通量の多さに辟易としながらもなんとか登りきる。
峠のトンネルを過ぎれば、後は下り坂を気持ち良く下って亀岡に入る。
このままR9を走り続けてもいいのだが、紅葉で有名な鍬山神社へちょっと寄り道。




華やかな秋の神社 [絞り優先AE(0.0) F8 1/200sec ISO-400 / Tokina AT-X PRO 28-70mm F2.8]
神社は紅葉の盛り。それに加えて七五三のシーズンで
着飾った子供が次々とやってきて実に華やかな雰囲気だった。


寄り道を終えて園部へ向かってひたすら国道9号を走る。
やや向かい風だったがそれほどペースを落とすほどでは無く、25km/hを少し切るくらいで走れた。
これから冬が深まると強烈な向かい風で20km/hを割り込むペースになるのだろう。
園部から京丹波へは国道9号は観音峠という峠を越える。
標高はそれほどでも無いが、一応中央分水界の峠だ。
一気呵成に登って京丹波へ。


滝? : 琴滝&玉雲寺

琴滝は観音峠を下ってすぐの所にある。
京都縦貫道のインターチェンジの所を脇道に入ってしばらく進むと駐車場。
そこから遊歩道を歩くと程なく滝?が現れる。落差43mの堂々の滝のはずなのだが…




水量ゼロ [絞り優先AE(-0.5) F5.6 1/45sec ISO-400 (一脚) / Tokina 28-70mm F2.8]
琴滝の注ぎ口。見ての通り水量はほぼゼロ。なんともがっかりな滝だ。
どうやら後で調べた所によると、上に水門があって水量調節できるらしい。
周囲はライトアップの準備をしていたから、夜になると放流する予定なのだろうか。
折角走ってきたのに、残念。




落ち葉を踏みしめて [絞り優先AE(-1.0) F3.3 1/200sec ISO-400 / Tokina 28-70mm F2.8]
琴滝への途中、実に雰囲気のある寺院があった。玉雲寺というらしい。
参道には散った紅葉が降り積もっていて、なかなか風情のある景色になっていた。
こんな参道を見てしまったら立ち寄らない訳にはいかないだろう。




水盤に映える赤 [絞り優先AE(-0.5) F4.8 1/160sec ISO-400 / Tokina 28-70mm F2.8 (+CloseUp3)]
水盤にモミジの葉が二枚浮かんでいる。水盤の底にも数枚。
いかにも絵になる光景だが、ちょっとできすぎている気もする。
自然な遠近感を出すために28mm(42mm相当)で。
でもこのレンズは寄れないので新兵器のクローズアップレンズ(No.3)で寄ってみた。

帰り : 京丹波→園部→湯の花温泉→亀岡→京都

琴滝と玉雲寺を見終えた時点で2時ごろ。そろそろ戻らないといけない時間だ。
来た道を帰るのは楽しくないので帰りは観音峠の一つ南の中山峠で帰る事に。
この峠は京丹波側は広い道で緩やか、園部側は狭くていかにも山道、といった感じだった。
逆から走ったほうが楽しめそうだ。


園部からも国道9号を走るのはやっぱり面白くないので一本南の国道372号を走る。
湯の花温泉まで緩やかに登って、そこから一気に下れば亀岡に到着。
亀岡で4:40頃。何とか残照があるうちに老ノ坂峠を越えなければならないので頑張って急ぐ。
老ノ坂峠を越えたのは5:10頃。辺りは既に大分暗くなっていた。
ぎりぎり間に合った、という感じ。秋の陽はつるべ落としとはよく言ったものだ。
後は京都市街を流して帰還。走行距離は121kmだった。




輝く黄葉 [絞り優先AE(0.0) F2.8 1/1250sec ISO-400 / Tokina 28-70mm F2.8]
帰りがけに見つけた黄葉。
陽の光が当たって輝いているかのようだった。背景を暗く落として印象的に。