湖岸の桜 : 海津大崎へ

本業の解析が大詰めを迎えている。
本来なら遊びに行っている余裕は無いはずなのだが…
学会前からひと月ほどサイクリングに行けてなくて、大分フラストレーションが溜まっていた。
明日から気分一新で頑張るために、今日はあえて走ってきた。


桜が見頃なので、行き先は桜の名所の海津大崎。場所は琵琶湖西岸の最北端になる。
ひたすら湖西を北上するルートとなった。

湖西線に沿って

京都からいつもの山科経由で大津へ。
以降は湖西をひたすら北上する。
堅田(琵琶湖大橋がある所)を過ぎる辺りまでは国道161号を走る。
交通量が多く走りづらいが仕方ない。


堅田を過ぎてしばらくすると"びわ湖レイクサイド自転車道"が始まる。
ここからは自転車道や交通量の少ない道がメインになって走りやすい。
幸いこの日は快晴。右手に琵琶湖、左手に比良の山並みを眺めながら気持ちよく走れた。
途中、湖面に浮かぶ鳥居が印象的な白鬚神社や、
風車が目印の道の駅"しんあさひ風車村"などに寄り道しながら北上した。




艶やかな赤
道の駅"しんあさひ風車村"にはランドマークとして風車が建てられている。
風車といえばオランダ。オランダといえばチューリップ。
という訳で風車の周りにはチューリップが植えられていた。
赤いチューリップを逆光で撮ったら強烈な赤が出た。
普通に風車を入れた写真も撮ったのだが、この赤色のインパクトでこの写真を採用してみた。
[Lumix FX-33 (DC Vario-Elmarit 4.6-16.4mm F2.8-5.6) / オート(+0.3) ]




春の象徴
近江今津に入る手前辺りに一面の菜の花畑があった。
道沿いには桜も植えられていて黄色とピンクの鮮やかな競演状態。
路肩に車を止めて写真を撮っている人も多かった。
[Lumix FX-33 (DC Vario-Elmarit 4.6-16.4mm F2.8-5.6) / オート(+0.7) ]

海津大崎

近江今津で昼食休憩の後、さらに北上する。
この辺りは国道161号ではなく湖岸沿いの裏道を走っていた。
普段は交通量が少ない走りやすい道なのだが、マキノの辺りで何故か大渋滞。
どうやら海津大崎へ向かう車で混雑しているようだ。皆考える行き先は同じか。


渋滞に巻き込まれたり、車の脇をすり抜けたりしながら進んでいくと海津湊に到着。
海津湊から海津大崎への道は完全に湖岸沿いの道で、道沿いには桜並木が植えられている。
それが風にあおられる度に花びらが散る。
その花吹雪の中を自転車で走るのは何ともいえない気分だった。
そんな中をしばらく走って海津大崎に到着した。




湖岸の桜
海津大崎には湖岸沿いに桜並木が続く。その水と桜のコントラストが見所だろう。
海津湊などからは湖面から桜を見るための観光船が出ている。贅沢な見物の仕方だ。
[Lumix FX-33 (DC Vario-Elmarit 4.6-16.4mm F2.8-5.6) / オート(+0.7) ]




竹生島を望む
海津大崎から少し山側に登った所には大崎観音がある。
ここからは遠くに竹生島を望む事ができる。
竹生島は"ひょっこりひょうたん島"みたいな形をした島だ。
島には都久夫須麻神社と宝厳寺があって国宝・重文の宝庫になっている。
一度は行ってみたい物だ。(渡るのにお金と時間がかかるのでいつも二の足を踏んでしまう。)
[Lumix FX-33 (DC Vario-Elmarit 4.6-16.4mm F2.8-5.6) / オート(-1.0) ]




湖岸の桜・夕景
ゆっくり海津大崎の桜を堪能しながら散策していると夕暮れを迎えた。
湖面の夕暮れというのはそれだけで絵になる物だが、それに桜が加わるのだから印象的だ。
これを見るためにゆっくり時間調整をした甲斐があったというもの。
[Lumix FX-33 (DC Vario-Elmarit 4.6-16.4mm F2.8-5.6) / オート(-1.0) ]

まとめ


走行距離 : 99.0km
走行時間 : 5時間04分
平均速度 : 19.5km/h
最高速度 : 38.0km/h