たまには時事の話を

最近はあまり政治っぽい話は書かないようにしていたのだが、
今回は少しひどすぎると思ったのであえて書いてみる。


北朝鮮がミサイル(?)を打ち上げた。
結局日本を飛び越していったようで、被害が無かったのはよかったのだが、
日本政府はこれから安保理などで国際的に北朝鮮の行動を追及する事になるのだろう。
まあ、それはそれでいいのだが、問題は前日の誤報騒ぎ。


緊急事態なので誤報はある程度仕方ない所。
安全に関わる事は "迷ったら悪い事態を想定する" のが基本だから、
"出すべきときに速報が出ない" よりは "誤報でも出す" 方がベター。
まあ、こういった防衛に関する緊急速報は初めての試みなので、
この機会にシステムを詰めていけばいいと思う。
で、野党の反応が酷い。



(以下引用)
鳩山氏は、(中略)「むやみに動揺するより、冷静に対処することの方がはるかに大事だ。
いたずらに危機感をあおりすぎることも国際的に問題だ」と指摘。
その上で、「このようないいかげんな政府は国民のためにならない」
と述べ、政権交代の必要性を訴えた。
(引用終わり : 時事通信より 2009/4/4)


だそうだ。
安全保障に関わる緊急事態すらも政争のネタにするとは。
小沢氏の献金問題は割と何とも思わなかった(自民党も似たりよったりだし)がこれは許せない。
民主党にとっては国民の安全より政権交代の方が大切だ、と言っているようなものだ。
以前から安全保障関係は民主党の弱点だと思っていたが、今回の件では完全に失望した。
本当は政権交代してもらいたい、と思っているのだが
とてもではないがこんな党にはまかせられない。
民主党はこの安全保障関係だけでも、もう少し現実的になってもらいたい所だ。