鷹峰の紅葉 : 源光庵と光悦寺

今日は午後から雨の予報。
遠出はできないので、午前中に京都北西部にある鷹峰へ
紅葉で有名な二寺を見に行ってきた。

源光庵



悟りと迷い
源光庵で有名なのがこの"悟りの窓"と"迷いの窓"。
丸い窓は悟りの境地を表し、四角い窓は四苦の迷いを表している。
仏教的な由来も面白いが、円と四角による変化が風雅だ。
残念なのは人が多くてゆったり楽しめない事。
まあ、自分もその"人"な訳だが…
[Nikon D200 + Tokina AT-X PRO DX 12-24mm F4 / 絞り優先(-1.5) F8]

光悦寺

江戸時代初期、芸術家の本阿弥光悦
徳川家康から土地をもらって鷹峰に芸術村を開いた。
その本阿弥家の位牌堂が寺院になったのが光悦寺らしい。
芸術家の土地だけあって、その庭園には風流な感じの
茶室が点在していた。




影絵
逆光で幹や枝を影にして影絵のような表現を狙ってみた。
[Nikon D200 + Tokina AT-X PRO DX 12-24mm F4 / 絞り優先(+1.5) F8]




光悦垣
この垣根は光悦垣と呼ばれていて有名なものらしい。
斜めにクロスしたおしゃれな垣根だ。
[Nikon D200 + Tokina AT-X PRO DX 12-24mm F4 / 絞り優先(+1.0) F8]




淡い緑と暗い赤
紅葉見物では視線が上向きがちだが、地面に目を向けると
淡い色の苔に紅葉が落ちていて、そのコントラストが印象的だった。
カメラを地面に近づけてデジタルなのをいい事に
ノーファインダーで撮影。
[Nikon D200 + Voigtlaender Nokton 58mm F1.4 / 絞り優先(0.0) F4]




陽を浴びる一葉
この日はだいたい曇りだったのだが、ふと日が差したタイミングで
きれいな紅葉を見つけたのでシャッターを切った。
[Nikon D200 + Voigtlaender Nokton 58mm F1.4 / 絞り優先(0.0) F4]

帰り

自分が運転免許をとった教習所が近くだったので
帰りに通りかかってみた。
この教習所はちょっと思い出のある場所なのだ。
S字とかクランクとか縦列駐車とか、覚えのあるコースが懐かしい。
二台の教習車が狭い所内をぐるぐると周っていた。