新車ロールアウト


先日自転車を盗まれて、すぐに後継の自転車を購入した。
新しい自転車での初めての週末、遠くへ走りに行きたい気持ちを抑えて
近場、近距離で問題点洗い出しのためのテスト走行をしてきた。

新車ロールアウト〜火山の跡

以前にも書いたように、住んでいるバークレーの東には南北に走る山地Berkeley Hillsがある。
(といっても平均で標高300m〜400m程度の低山だが。)
今日はその稜線まで上がって、稜線上を走るGrizzly Peak Boulvardを南へ走った。
稜線上を走るだけあって、ベイエリアを見下ろしながら走る気持ちのいい道だった。




Trek 2.1
これが今回購入したTrekの2.1。アルミフレームの中級ロードバイク
アメリカに住んでいるのだからアメリカメーカーの物にしよう、という訳でTrekを選んだ。
乗ってみて驚いたのが走りの鋭さというかレスポンスの早さ。
今まで乗っていた自転車とは別次元の走りだ。
反面乗り味は固い感じで路面が荒れているとちょっとつらい。
コンポーネントシマノの105。前の自転車がSoraだったので2ランク上の物。
これまたレスポンスが非常に早くて気持ちいい。
本来はキャリアーを付けて走るような自転車ではないが、
アメリカではこういった使い方も割とよく見かけるのでまあOKだろう。
[ Nikon D700 + Tamron SP 70-300mm F4-5.6 VC ]



稜線上の道を走っていると、Sibley Volcanic Regional Preserveの看板を見つけた。
1000万年前の火山の跡で公園に指定されてる。この日はここに立ち寄って帰る事にした。




火山の跡
この辺り一帯はここの火山が噴火してできた溶岩が形作ったらしい。
ここから南北方向に山地が伸びているのがその影響なのだろうか。
公園の入り口に岩石の標本があったが、単語が分からなすぎてさっぱりだった。
(日本語でも分からない気がするが。)
[ Nikon D700 + Tamron SP 70-300mm F4-5.6 VC ]




落ち着く散策路
一つ前の写真では乾燥した景色だったが、その右手前側は緑の多い森だった。
何と言う事の無い普通のトレッキングコースだが、日本で見慣れた感じの緑の多さに心が落ち着いた。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




火口のクレーターかと思いきや
しばらく散策路を進むとあった巨大なクレーター状の穴。
"これが火口か"と感動して説明文を読むと玄武岩採石場跡(?)との事。
(説明文に知らない単語が多すぎて自信が無い)
実際にここが火口だったのは確かなのだが、採石場になってかなり崩されてしまったようだ。
地質学的には火山の断面図が見られて面白いらしいが...地質学はイマイチ分からない。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]

帰還〜噴水

火山の跡を見物、というよりはトレッキングコースを小一時間散策した後に帰路につく。
帰りは下りメインな事もあって素晴らしいハイペースで走る事ができた。
新しい自転車の性能を堪能しながら駆け抜けた。
住居からそう遠くない場所にある噴水まで戻ってちょっと休憩。




光る噴水
噴水が夕日の逆光に照らされて光って見えていた。
面白い題材だったので撮ってみた。
まずは低速シャッターで流れを軌跡にして撮影。
手持ちで撮ったのだが手ぶれ補正の威力は絶大だ。
[ Nikon D700 + Tamron SP 70-300mm F4-5.6 VC ]




水滴の一瞬
一つ前の写真とは逆にシャッター速度を上げて水滴の一瞬を撮影。
リアリティの欠けた不思議な雰囲気に。
[ Nikon D700 + Tamron SP 70-300mm F4-5.6 VC ]

まとめ


走行距離 : 38.9km
走行時間 : 2時間18分
平均速度 : 16.8km/h
最高速度 : 46.0km/h