ライバル校偵察 : ミルブレー→スタンフォード→ユニオンシティ


サイクリング。今週はサンフランシスコの南、ペニンスラ(半島)と呼ばれる地区へ走りにいって来た。
とりあえずの目的地はスタンフォード

琵琶湖っぽい : Millbrae(ミルブレー)→Redwoodcity(レッドウッドシティ)

まずは電車(BART)でペニンスラ方面の終点Millbraeへ。
そこから湾に沿って南へ走る。海沿いに自転車道が整備されていて気持ち良く走る事ができた。




琵琶湖っぽい景色
湾沿いを走り始めてすぐ、日本風の建物(レストラン?)を見つけた。
サンフランシスコ湾は湖のように波が穏やかな事もあって、何となく琵琶湖沿いっぽい景色だ。
遠くにはイーストベイとペニンスラを繋ぐサンマテオ橋が見えているが、これも琵琶湖大橋っぽい。
[ Nikon D700 + Ai Zoom-Nikkor 70-200mm F4S ]



スタンフォードに向かう途中、Hillar Air Museumという航空博物館があったので立ち寄る事にした。




ヘリのあるバーガーキング
航空博物館の隣にあったバーガーキングで昼食をとった。
店先にヘリコプターの残骸がおかれているのが面白い。さすが航空博物館の隣だ。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 50mm F1.4 ]




凝ったメカニズム
博物館は航空機の発達史を中心に多くの復元機が置かれていて面白かった。
写真は垂直離陸を目指した機械。丸い羽根が大きなホイールに沿って回転するのだが、
その羽根が上から下へ動く時は空気を下に押すために水平向きに、下から上に動く時は空気
の抵抗を減らすために垂直向きになるようになっている。
ホイールの回転とは別に、チェーンによって羽根の向きが回転する仕掛けだ。
恐ろしく凝った仕組みだが、ヘリコプターを知っている身には滑稽に映ってしまう。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 50mm F1.4 ]


ライバル : Redwood City→Stanford(スタンフォード)→Union City(ユニオンシティ)

博物館からさらに南にあるスタンフォードに向けて走る。
途中、メキシコ人街があって雑然とした雰囲気だったのだが、街の境界を過ぎると
とたんに閑静な高級住宅街に変わった。この通り一つで全然雰囲気が変わるのが面白い。




軌道の注意書き
今回走ったルート沿いにはカルトレインという鉄道が走っている。
"この鉄道は現在使われているから軌道に入るな"と"助けが必要ならこの番号に電話しろ(早まるなって事だろうか)"
の注意書きが掲げられていた。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 50mm F1.4 ]


スタンフォードは大学で有名な街だ。私が所属しているバークレーとは湾をはさんでライバル関係にある。
イメージカラーもバークレーの青に対してスタンフォードは赤。
バークレースタンフォードにはそれぞれシンボルの塔があるが、デザインの方向性は全く違う
とか何かと対比関係にある。
街の雰囲気も雑然としたバークレーに対してスタンフォードは落ち着いた雰囲気だった。




気取った雰囲気のキャンパス
スタンフォードはキャンパスの様子もどことなく気取った雰囲気だった。
やっぱり私学だからだろうか(バークレーは公立)。
写真の塔には登れるはずなのだが、時間外で登れなかった。残念だ。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 50mm F1.4 ]


日没が近づいて来たのでそろそろ帰りの事を考えないといけない。
スタンフォードのあるPalo Alto(パロアルト)からカルトレインに乗って帰ってもよかったのだが
折角なので湾の対岸へ渡れるダンバートン橋を渡ってイーストベイに帰る事にした。




ダンバートン
日没が迫る中、大急ぎでダンバートン橋を渡る。
追い風が幸いしてハイペースで通過する事ができた。
イーストベイとペニンスラを結ぶ橋は北からベイブリッジ、サンマテオ橋
ダンバートン橋があるが、自転車で渡れるのはこの橋だけだ。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 50mm F1.4 ]


橋を渡り、ユニオンシティの市街地に入った辺りで完全に日が暮れてしまった。
そこからBARTのユニオンシティ駅までは5kmも無いくらいだったので
クルマに気をつけてゆっくり走ってこの日は終了。

まとめ


走行距離 : 68.7km
走行時間 : 3時間09分
平均速度 : 21.8km/h
最高速度 : 40.0km/h