世界一の電灯


Google MapにWikipediaの情報がある場所を重ねて表示する機能がある。
これが結構面白いのでぼんやりと見ていたら、Livermore(リバモア)に
世界で一番長く点灯している電灯があるのを見つけた。
どんなものか見てみよう、という事でふらっと見物してきた。

Fremont → Pleasanton → Livermore

BARTを使って南のFremont(フリモント)へ。
そこから谷沿いに東の方へのんびりと走り出した。




整備中
FremontからPleasantonへ向かうルートは川のながれる谷沿いの道だった。
その川に沿って鉄道が走っている。休日は観光列車が走っていて、
その車両基地には多くの機関車や客車が置かれていた。
[ Nikon D700 + AF-S Nikkor 50mm F1.4 @ F5.6 ]




終点
Pleasantonへ向かう道中、ずっと鉄道路線が横を走っていた。
どこまで繋がっているのか気になっていたのだが、あっけなく途切れていた。
上に橋が架かっているので付け替えられたのかもしれない。
[Nikon D700 + Ai Nikkor 28mm F2.8S @ F8.0 ]

世界一の電灯

Livermoreの街に入って電灯のある場所を目指す。
スマートフォンを持っているのでGPS+Google Mapの力で迷わず到着。
着いてみると、何の特徴もない消防署の車庫だった。




世界一の電灯
車庫では消防士の人たちが消防車の整備をしていた。
"世界一長く点灯している電灯がここにあるって聞いたんだけど?"と尋ねたら
笑顔で指差して"あるよ!これだよ!"と教えてくれた。
電灯は線が太く、薄暗い程度の明るさでついていた。
何でも110年以上の古さだそうだ。1900年とすると日露戦争より前。驚きだ。
ウェブカメラでライブ発信しているらしいが、消防士の人が
"電灯は壊れてないけど最近付けたライブカメラは壊れたから取り替えたよ"と言っていた。
[ Nikon D700 + AF-S Nikkor 50mm F1.4 @ F1.7 ]




非対称
Livermoreの街で見かけた教会。
元々は向かって右側のスロープは無かったのだろうが、
それが追加されたことで非対称な面白さが出ていると思う。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 28mm F2.8S @ F8.0 ]




路傍の信仰
同じ教会の壁に道路に面してマリア像(?)が置かれていた。
日本だと路傍に地蔵や道祖神なんかの信仰対象があって、それが日常的に溶け込んでいる。
アメリカではそういった物をあまり見かけていなかったので
こういうのを見ると何か落ち着いた気持ちになる。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 28mm F2.8S @ F8.0 ]


Livermoreから取って返してDublin(ダブリン, Pleasantonの北の街)へ帰る。
DublinからはBARTに乗って帰還した。

まとめ


走行距離 : 64.3km
走行時間 : 3時間14分
平均速度 : 19.9km/h
最高速度 : 37.5km/h