田舎道を気楽に : Danville, Dublin


週末サイクリング。今回の行き先はバークレーの山の向こう。
郊外をまったりと流したかったのでこの行き先を選んだ。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=212726639864621305412.0004ce5630d8b099a21ad&msa=0&ll=37.808156,-122.045059&spn=0.368353,0.725784

緑のカリフォルニア : Albany(アルバニー) → Danville(ダンビル)

いつものルートでバークレーの東にある山 Berkeley Hills を越える。
このルートは高級住宅街を抜けた後は、木々に囲まれた谷を抜ける気持ちのいい道だ。




緑のカリフォルニア
Berkeley Hillsの谷を抜けた所は見晴らしが良く、Inspiration Pointと呼ばれている。
眼下にはSan Pablo Reservoirというダム湖が見える。
周囲は緑色の草原だ。少し前の乾期の間はこの草原は乾燥しきって一面茶色だったのだが、
雨期に入って雨が何度か降ったので一面緑に変わっていた。季節によって印象が大きく違う。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]


山を越えて、Walnut Creek(ウォルナットクリーク)から南へ走る。
この辺りはベイエリアの喧噪を離れて、のどかな景色になる。
平地で追い風にも恵まれて快走。Danvilleの街に到着した。




Danville Depot
Danvilleの街にはSouthern Pacific Railroadという鉄道会社の車両基地があったらしい。
その駅舎の建物が保存されていた。
車両基地の跡地は公園になっていて、この日は青空市場をやっていた。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




Caboose
駅舎の裏にはcaboose(車掌車)が保存されていた。中は車掌の執務室とトイレと物置。
トイレには"街や道路を通るときは流さないように"という掲示があって面白かった。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




赤、青、白
駅舎の前にあった国旗。背景が紅葉の赤、青空の青、雲の白と
アメリカ国旗と同じカラーリングだった。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]

開拓者の家 : Danville → Dublin(ダブリン) → Hayward(ヘイワード)

Danvilleからさらに南へ。相変わらず平地で追い風と最高のコンディション。
Dublinの街までさらに快走した。




開拓者の家
Dublinの街外れにこの街を開いた開拓者の家が保存されていて、
博物館として内部が公開されていた。
1900年頃の裕福な農家ということで、素朴ながらも重厚な内装だった。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




St. Raymond Church
開拓者の家と同じ公園の中に、古い教会も保存されていた。
教会と聞いて誰もが想像するような"いかにも教会"といった感じだ。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




登ってきた花
教会の横にあった駐車場の身体障害者専用の標識。
その標識のポールを伝ってツタが伸びて、標識の上に花を咲かせていた。
最初誰かが飾ったのかと思ったほどに、奇麗に標識の上に顔を覗かせていた。
[ Nikon D700 + Tamron 70-300mm F4-5.6 VC ]


Dublinの歴史を堪能した後、少し走り足りなかったので海側へ戻る感じで走る。
交通量の多いフリーウェーと平行に走っている旧道を走る。小さな峠になっていたが、
高低差はたいした事なく気楽に通る事ができた。
峠を越えた海側の街Haywardでこの日のサイクリングは終了。
走行距離は75kmほどだった。