飛行機&鉄道の旅(2日目) : Seattleで飛行機三昧


シアトルの旅二日目。この日は特に飛行機三昧。
午前中はボーイング工場見学ツアー、午後は水上小型機の遊覧飛行を楽しんだ。

ボーイング見学ツアー


午前中はあらかじめ申し込んであったボーイング社の見学ツアー。
ツアー中は写真撮影禁止だったのだが、信じられないほど大きな工場の中で、
飛行機がラインに並んでそれぞれの工程を通っている様子が見学できた。
大型の旅客機ともなると、飛行機自体の設計だけでなくそれを生産する工場ラインの
設計も重要になるのだろうと感じた。
見学できたのはB-747, B-777と新型のB-787の工場。
新型の(訪問当時はまだ飛行停止処分前)787の長所の説明に力が入っていた。




Boeing Everett Factory
ツアーは撮影禁止だったので、ツアー後に展望台から工場を撮影。
写真の左側の建物が747, 777, 787の機体を製造している工場で、
体積が世界で一番大きな建造物との事。手前の飛行機との比較でその大きさが分かる。
飛行機が完成すると航空会社のパイロットがここに派遣されて、
手前の滑走路から飛ばして引き取るそうだ。
[ Nikon D700 + Tamron SP 70-300mm F4-5.6 VC ]

水上機で遊覧飛行


午後は飛び入りで水上機の遊覧飛行へ行ってみた。
パイロットが準備している間、受付の女性と話していたのだが
飛行機話ですごく盛り上がった。さんざん飛行機の話をした後、
女性 : "マニアックな話になってごめんねー"
私 : "いや、マニアックな話って人に話したくなるよ。僕もよく友達に嬉しそうに話してあきれられてるよ。"
女性 : "どこでも同じだねー"
みたいな会話で、マニアの行動は世界共通だという事がよく分かった。




Seattle Seaplanes
シアトルの市街地からすぐの所にあるユニオン湖に水上機の遊覧飛行の会社があった。
湖に臨む雰囲気のある建物だ。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09)]




水上機
この飛行機が今回の遊覧飛行の機体。
小型機に乗るのも初めてなら、水上機に乗るのも初めて。
少し緊張しながら乗り込んだ。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09)]




コックピット
飛行機のコックピット。フライトシミュレータで見た計器そのままで見方が分かるのが楽しい。
機内はエンジン音がうるさいので、パイロットと会話するためにヘッドセットも身につける。
それも本物っぽくて(いや、本物なのだが)楽しかった。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09)]




Gate's Mansion
シアトルはマイクロソフトの本拠地。
ビルゲイツの邸宅を空から眺めた。
写真の右下に、湖に面して建っている茶色い建物がそれらしい。
最初上空を通過したときは分からなかったが、それを言ったら
ちょっと急な旋回でもう一度見せてくれた。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09)]




Space Needleを見下ろす
前日に登ったSpace Needleも飛行機から見下ろした。
高い建物と近い視線で空を飛ぶのは楽しいものだ。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09)]




Final Approach
シアトル市街上空を一周してユニオン湖へ着水体勢に入った。
着水と同時に水の抵抗でスピードがグッと落ちるのが気持ちのいい感覚だった。
桟橋に寄せる時に、最後にエンジンを切って惰性でうまく桟橋につけるのに技を感じた。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09)]


遊覧飛行の後はMuseum of History & Industryという博物館を見たり、
Amazonの本社を外から見物したりして、宿へ帰った。