てんかふぶ

ミーティングが終わったというのに週末は雨。
少しイライラしていたのだが、日曜に起きてみると雨はあがっている様子。
とりあえず自転車で出かける事にする。
濡れた路面で峠越えとかはやりたくないので、行き先は平坦なルートで行ける安土を選んだ。

ねこ

いつもの蹴上→山科→大津で琵琶湖へ。
近江大橋を渡ってからは湖岸道路を走る。
ここは自転車道が整備されていて気持ちよく走ることができる。
烏丸半島からは一本内陸に入った浜街道でさらに北上。ここも交通量が少ないので快走。




ねこはこちらをうかがっている (絞り優先AE(補正0) F6.3 1/30s ISO-100)
烏丸半島のコンビニで休憩しているとねこが近寄ってきたので撮ってみた。
看板の下に隠れてこちらの様子を窺っているのがかわいい。

天下布武

午後2時頃、安土に到着。早速目的の安土城に登る。



要塞堅固 (絞り優先AE(補正-0.7) F5 1/60s ISO-200 CPL)
石垣によって斜面に非常に複雑な曲輪を構成している。
安土城は城郭の建物は何も残っていないが、この石垣の質と量には驚かされる。
さすが天下人の城、金と労力の掛け方が違う。




天主への階段 (絞り優先AE(補正-1.0) F4 1/60 ISO-400 CPL)
天主台(安土城では天守ではなく天主、だったと思う)に登る最後の階段。
雨に濡れた石段が逆光に照らされていたのが印象的だった。
信長にとってはこの階段はまさに天主(=神)への階段だったのだろう。




天下人の視点 (絞り優先AE(補正0.0) F6.3 1/160s ISO-100 CPL)
天主台からは琵琶湖方面に展望がある。
田植えが終わったばかりの水田と収穫が近い小麦。それぞれの色がモザイクのように見えていた。




吹き抜ける風 (絞り優先AE(補正0.0) F5 1/15s ISO-400 CPL)
安土城からの下りは城内にある総見寺を通る。
石段の上から仁王門を風が吹いたタイミングで撮影。
仁王門の文化財的な説明は今回はパス。

風に乗って帰還

安土城を見終わったのが3時ごろ。
その後、安土城考古博物館と信長の館を見ていたら4時になってしまった。
(安土城考古博物館には古代の銅鏡と銅鐸、戦国時代の足軽が使っていた長槍のレプリカがあって、
実際に持ってみる事ができる。長槍の重さには驚いた。こんな風に体感できるのは面白い。)
急いで戻り始める。帰りも浜街道から湖岸道路。
追い風に乗って30km/h弱で激走。気持ちよかった。

行程表

9:40 京都 0.0km ---
(1h25m+0h00m) (山科→大津→湖岸道路) (29.2km) (20.6km/h)
11:05 烏丸半島 29.2km ---
(1h10m+1h10m) (浜街道→葦笛CR) (29.2km) (25.0km/h)
13:25 安土 58.4km ---
(1h45m+2h55m) (r2→浜街道→湖岸道路) (42.5km) (24.3km/h)
18:05 大津 100.9km ---
(1h30m+0h45m) (山科→京都駅寄り道) (24.2km) (16.1km/h)
20:20 京都 125.1km ---


所要時間 : 10時間40分
走行時間 : 5時間50分
停止時間 : 4時間50分
走行距離 : 125.1km
平均速度(全体) : 11.7km/h
平均速度(走行) : 21.4km/h