神々の集合団地

休日、いつもより人気の少ない研究室で夕方まで仕事。
夕方頃に計算機の結果待ち状態になったので、散歩がてら写真撮影に出かける事に。
行き先は伏見稲荷大社


伏見稲荷大社の表参道は仲見世もあってにぎやかなのだが、
ここの真価はその裏手にある稲荷山にある。
千本鳥居と呼ばれる鳥居の列や所々にある祠の群れ。それらが山頂まで連なっている。
さながら神々の集合団地といった感じ。
夕暮れが迫る時刻、その雰囲気はただならないものがあった。




鬱蒼 [マニュアル F2.8 1/30sec ISO-400 / Ai Nikkor 28mm F2.8S]
鬱蒼と茂る木々の中、執拗なまでに鳥居が立ち並んでいる。
薄暗くなりはじめる時間帯は異様な雰囲気を醸し出していた。




眼光 [マニュアル F2.8 1/30sec ISO-400 / Ai Nikkor 28mm F2.8S]
参道途中の祠の前にいた狐。狐はお稲荷さんのお使いだ。
稲荷山にはいたる所にこの狐の像がある。
そのどれもがキツい目つきでこちらを睨んでいる。




紅く暗いトンネル [マニュアル F5.6 1/30sec ISO-400 / Sigma MF 16mm Fisheye]
千本鳥居でカメラを地面に近づけて上向きに撮影。
魚眼レンズの歪みで怪しい雰囲気を表現してみた。でもちょっと暗すぎたかも。