かふんしょお : 三度、信楽へ

今週もサイクリング。
来週以降は忙しくなりそうなので今週は気合を入れて出かけようと思っていたのだが…
最近の夜型生活がたたって全力で朝寝坊、というか昼寝坊。
(最近このパターン、多い気がする)
でもサイクリングはしたいので、近場で手ごろなアップダウンがあって
気持ちよく走れる信楽にまた行ってきた。

ラソンへーちょ : 大津→信楽

いつものように蹴上から山科経由で大津へ。
石山から南下して国道422号で信楽を目指すのがいつものコース。
だが、瀬田の唐橋あたりで交通規制をしている。
どうやらびわ湖毎日マラソンにぶつかってしまったようだ。
出発が遅かったので先を急ぎたい気持ちもあったが、折角なので見物する事に。




疾走と声援
自転車を止めて待っているとランナー達がすごいスピードで走って来た。
やはり疾走する選手はかっこいい。沿道から声援を掛ける人が多くいるのもいい。
それにしても、あのスピードで40km以上走るのだから過酷なスポーツだ。
[D200 + Ai Zoom-Nikkor 80-200mm F4S / 絞り優先AE(+0.5) F5.6 1/125sec ISO-100]
(※肖像権者から指摘があった場合、この写真はすぐに削除致します。)


ラソンによる交通規制が解けて先へ進む。
しばらくすると国道は橋を渡って、信楽への登りに差し掛かる。
ここの登りは緩やかでいつも気持ちよく登るのだが、今日は予想外の難敵が潜んでいた。




撒き散らす
道中の周囲の木々は全力で花粉を撒き散らしていた。
写真ではやや分かりづらいが、花粉が煙のように立ち上っていた。
その影響で涙と鼻水が止まらない状態に。
初めて本格的な花粉症の症状を体験する羽目になってしまった。

相変わらず、たぬき : 信楽市街

涙と鼻水を拭き拭き走ってようやく信楽に到着。
いつものように狸を見てなごむ事にする。




かえるとたぬき
信楽といえばやっぱりたぬきの置物。陶器店の店先一杯に並べられた狸はなかなか圧巻だ。
その中で目に付いた蛙を手に乗せた狸を浮かび上がらせるように撮ってみた。
[ D200 + Ai Zoom-Nikkor 80-200mm F4S / 絞り優先AE(0.0) F4 1/320 ISO-100 ]




迫り来る狸の大群
一つ前の写真とは逆に、広角で狸の大群を収めてみた。
狸は奥に行くほど大きくなるように置かれているのだが広角レンズの効果で逆転している。
大群で迫ってくる感じを出してみたかったのだが、伝わっているだろうか。
[ D200 + Tokina AT-X DX PRO 12-24mm F4 / 絞り優先AE(+0.5) F8 1/80 ISO-100 ]

名前と違う : 紫香楽宮跡

店先でたぬきは満喫したので、次は以前来たときには寄れなかった紫香楽宮跡に行ってみる。




礎石の並び
紫香楽宮跡(しがらきぐうし)はこの名前で国指定の史跡になっているのだが、
実際には紫香楽宮の跡ではなく甲賀寺の跡らしい。
聖武天皇は当初、ここの甲賀寺に大仏を建立する予定だったのだが、
天災が続いたりしたので結局東大寺に作る事になったようだ。
ここは一帯に礎石が数多く残っていて、
建物がどのように建っていたのかを想像しながら歩くと面白い。
[ D200 + Tokina AT-X DX PRO 12-24mm F4 / 絞り優先AE(0.0) F8 1/40 ISO-100 ]


紫香楽宮跡を見た後は、大戸川沿いの県道16号で大津へ戻る。
大津付近で日が暮れたが、ここは夜でも走り慣れた道。
ゆったりと山科から蹴上経由で帰った。

まとめ

今回は出発が遅かったので休憩を殆ど取らずに走った。
そのため6時間の行程で一度も座って休憩していないという強行軍。
アップダウンもそれなりにあって、距離の割りに結構疲れた。



走行距離 : 96.6km
走行時間 : 4時間21分
平均速度 : 22.2km/h
最高速度 : 45.5km/h