4日間ロングドライブ (2日目) : Las Vegas → Williams (Grand Canyon)


ロングドライブ2日目。Las Vegasから出発してさらに東を目指す。
最終的な目的地はGrand Canyonだ。
https://maps.google.com/maps/ms?msid=212726639864621305412.0004d1d132e1949418287&msa=0&ll=35.995785,-114.916992&spn=12.058776,23.203125

琵琶湖より大きいダム湖 : Hoover Dam


まずはLas Vegas郊外のHoover Dam(フーバーダム)へ向かう。
Las Vegasは砂漠のオアシスから発展した街というだけあって、街を出るとすぐに荒れた風景が広がった。




Hoover Dam
世界史の教科書に出てくる"ニューディール政策"でおなじみのフーバーダム。完成は1936年。
アメリカ中西部を流れるコロラド川に作られたダムで、水力発電と灌漑などに使われているらしい。
Las Vegasの華やかな街並みはここで作られる電力あっての物だ。
このダムの貯水量は琵琶湖よりも多い(!)というのが大陸のスケールの大きさを感じさせてくれる。
[ Nikon D700 + AiAF Nikkor 20mm F2.8D ]

ギリギリ間に合った : Grand Canyon


ダムの見物を終えて、さらに東へ進む。コロラド川を渡った所でネバダ州からアリゾナ州へ入る。
そして時刻も太平洋標準時から山岳標準時へと変わる。
ドライブして時差が発生するというのは初めての経験だ。
当初この時差を計算に入れていなかったので、グランドキャニオンには余裕で到着するつもりだったのだが
時差で1時間損をしている計算になって急に厳しくなった。休憩時間も削って全力で東へ移動。
といっても何も無い直線のフリーウェーをクルーズコントロールで流すだけなのだが。




無限の荒野を行く
アリゾナ州に入ってからの道はさらに単調さに磨きがかかった。
運転しているとはいってもクルーズコントロールのおかげで、前を見ながら計器類を時々チェックするだけ。
この写真で絶望的な暇さ加減が伝わるだろうか。
[ Nikon D700 + AiAF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D ]





アリゾナの雪
道が荒野を抜けて山岳地帯へ入って行くと、周囲が雪景色へと変わって行った。
アリゾナといえば砂漠とサボテンのイメージしかなかったので、この雪景色には驚いた。
幸いフリーウェー上は融雪剤が十分にまかれていて、運転上の危険は無かった。
[ Nikon D700 + AiAF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D ]





日没直後のグランドキャニオン
ほとんど休憩もせずに走った結果、なんとか暗くなる前にグランドキャニオンに到着。
やはりこのスケール感は写真では伝えられない。写真左の観光客との比較でかろうじて少し伝わるだろうか。
展望台や崖際の散策路は凍っていて、多くの観光客が足をすべらせていた。
グランドキャニオンも雪のイメージは無かっただけに、この少し雪をかぶった景色が新鮮だ。
[ Nikon D700 + AiAF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D ]


Route66観光 : Williams


グランドキャニオンを見終えて、少し南のWilliamsの街に戻る。
この日の宿はこのWilliamsの街に取ってあった。
この街はアメリカの歴史的な国道66号線沿いにある街で、いい雰囲気の町並みが残っていた。






Route-66 Cafe
旧US-66沿いにあったRoute-66 Cafeという店の看板。
ごちゃごちゃしているのがいい味を出している。
[ Nikon D700 + AF-S Nikkor 50mm F1.4G ]




クリスマス
この日はクリスマス直前の12/23。
昔ながらの商店街のショーウィンドウにもクリスマスの飾り付けがしてあった。
沢山の飾り付けを見たが、この雑貨屋さんのがベストということで写真におさめた。
[ Nikon D700 + AF-S Nikkor 50mm F1.4G ]

ドライブまとめ(2日目)


走行距離 : 347.0mi / 558.4km
走行時間 : 7時間13分
平均速度 : 48.1mph / 77.4km/h

4日間ロングドライブ (1日目+2日目朝) : Berkeley → Las Vegas


土日+クリスマス休みを利用して4日間のロングドライブに出かけた。
行き先は直前まで決めてなかったが、ラスベガス方面に決定。
初日の宿をラスベガスに取って出発した。


https://maps.google.com/maps/ms?msid=212726639864621305412.0004d1d132e1949418287&msa=0&ll=35.995785,-114.916992&spn=12.058776,23.203125

I-5大渋滞

BerkeleyからLos AngelesやLas Vegas方面に出るには普通I-5(インターステート5号)という道を使う。
I-5はアメリカの西海岸を南北に貫く幹線道路だ。
(ちなみにインターステートの番号の下一桁が5の道は南北に、0の道は東西に走っている)
もちろんこの旅でもI-5を利用する。
カリフォルニア中央部にあるSan Joaquin Valleyという大平原の西端を突っ切る真っすぐな道。
だが、ホリデーシーズンの始まりの土曜日とあってこれが大渋滞。
どこまでも続く直線道路が渋滞しているというのはどうしようもない絶望感だ。
幸いだったのは完全に止まるような渋滞ではなく、ゆっくりとは流れていた事だ。
じっと我慢しながら走り続けて、遅くなった昼食/夕食兼用の食事をとった頃にようやく解消した。


Bakersfield手前でI-5と分かれて東へ進む。Bakersfield付近で早くも日が暮れてしまった。
CA-58 から I-15と走ってLas Vegasのあるネバダ州へ向かう。
ネバダ州の州境までもう少し、という所で再び渋滞に巻き込まれた。




ネバダ州境でも渋滞
写真で遠くに見えている街灯りがカリフォルニア-ネバダの州境。
その州境まで渋滞がずっと続いている。なまじ見晴らしがいいだけに絶望感がすさまじい。
州境に灯りがあるのは、カリフォルニア州ではカジノが原則禁止されていて
ネバダ州では認められているので、州境すぐのネバダ側にカジノが建っているからだ。

Las Vegas

渋滞を乗り切ってLas Vegasに到着したのは夜の11時。
さらにホテルのチェックインもすごい行列で、荷物を置いて落ち着いたのは12時前。
しかし折角カジノに来たのに寝る訳には行かない。
眠い目をこすりながらホテル1階のカジノへ繰り出した。


スロットマシーン、ルーレット、ブラックジャックと遊んだのだが、結果は負け。
どうやら私はギャンブラーでは食っていけないようだ。




世界最強の光線
泊まったのはルクソール(Luxor)というホテルで、名前の通り古代エジプトっぽい装飾になっている。
メインの建物はこのピラミッドで、この中にホテル、レストラン多数、カジノ、劇場などが入っている。
ピラミッドの頂上からは光が空に打ち上げられている。
何でも世界で最も強度の強い光だそうだ。
[ Nikon D700 + AiAF Nikkor 20mm F2.8D ]




チェックインの行列
ピラミッドの内側は広い空間になっていて、カジノやレストラン、劇場が収まっている。
客室はピラミッドの壁面に沿って並んでいる。
ここはラスベガスで2番目に客室数が多いホテルらしい。深夜にも関わらずチェックインの
カウンターには行列が絶える事無く続いていた。
写真の手前下側にはカジノが少し見えているが、カジノの広さも結構な物だった。
[ Nikon D700 + AiAF Nikkor 20mm F2.8D ]




Luxor Hotel
翌朝にホテルの外観を撮ってみた。
車寄せも巨大なスフィンクス像になっていて、写真には写っていないが
ホテルの名前が書かれた看板もオベリスク風な形をしている。
手前を走っている乗り物は隣のホテルと移動するための物だ、というのもスケールが大きい。
[ Nikon D700 + AiAF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D ]




ウェルカムサイン
Las Vegasで有名なウェルカムサイン。
この看板の所からカジノホテルが立ち並ぶLas Vegas Stripが始まる。
各カジノホテルはそれぞれ様々なテーマの外観(ニューヨーク、フランス、イタリア、
バリ、中世ヨーロッパ風、etc.)で、眺めていて面白かった。
[ Nikon D700 + AiAF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D ]

ドライブまとめ(1日目)


走行距離 : 553.7mi / 891.1km
走行時間 : 11時間16分
平均速度 : 49.1mph / 79.0km/h

Three Bears Loop


この日は午前中は大雨で、昼頃に急に雨が上がった。
自転車で走りたくてうずうずしていたので、
近場のトレーニングコースへ走りに行く事にした。
ルートの地図は:https://maps.google.com/maps/ms?msid=212726639864621305412.0004d0008a952e46768a6&msa=0&ll=37.922805,-122.218094&spn=0.183891,0.362549





電気工事
午前中は本当に大雨、強風も吹く嵐で街中は折れた枝や散った葉っぱであふれていた。
走っていると電気工事していたのを見かけた。この嵐で停電したのを直していたのだろうか。
[ Nikon D700 + Rokinon (Samyang) 85mm F1.4 ]




緑の中の道
交通量の多い道から離れて、Three Bears Loopと呼ばれる田舎道へ入った。
雨期に入ったので辺りは一面緑に覆われていた。乾期は草が枯れて一面茶色だった場所だ。
カリフォルニアの景色の二面性が面白い。

    • -

この写真を撮ったレンズは韓国製のRokinon (またはSamyang)の85mm、F/1.4の大口径レンズ。
近景のボケを活かした描写はいいのだが、こういった遠景は一歩及ばずといった感じだろうか。
[ Nikon D700 + Rokinon (Samyang) 85mm F1.4 ]




水源地
緑に覆われた草地は水源地に指定されていた。
水が豊富でないカリフォルニアでは水の確保が重要なのだが、
今の緑色の景色を見ているといかにも水資源が豊富なように見えてしまう。
実際にはベイエリアの水の一部は遥かシエラネバダ山脈から数百kmも運ばれてきているのだ。

    • -

この写真のレンズはマニュアルフォーカスの古い(といっても現行品だが)Nikonの28mm F/2.8。
この厳しい光線状態でもよく耐えている。全体的に隙のない優等生レンズだ。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 28mm F2.8S ]




雨上がりの農場
道中で見かけた農場。雨上がりで水たまりができ、雨に濡れた緑が鮮やかで、
雨上がりの気持ちいい空気が感じられた。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 28mm F2.8S ]




Papa Bear
このコースがThree Bears Loopと呼ばれる理由は、この道の名前がBear Creek Road
というのと、ルート沿いに3つの小さな丘があるのでそれぞれをクマに見立てているためだ。
3つの丘は標高差にあわせて、Mama Bear (約100m), Papa Bear (約150m), Baby Bear(約50m)
の名前で呼ばれている。Papa Bearの登りが始まる場所の路面に"PAPA"と書かれていた。
もうすぐ頂上という場所には"ALMOST (もうすぐ)"と書かれていて、このルートが
近辺の自転車乗りに愛されている事がよく分かる。
[ Nikon D700 + Rokinon (Samyang) 85mm F1.4 ]




Briones Reservoir
ルート沿いにあるダム湖のBriones Reservoir。この下にはSan Pablo Reservoirという
ダム湖があり、電気関係の設備があったので揚水発電をしているのかもしれない。
夕暮れが迫った空に照らされた湖が美しかった。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 28mm F2.8S ]


Three Bears Loopを完走した頃にはすでに日没が迫っていた。
近くにあるOrindaの駅まで走って、そこから電車で帰還。
この日の走行距離は約40kmだった。

フィルムカメラつれづれ


この日はSonyのNEX-3を持ち出したのだが、
それとは別にNikonのF3(フィルムカメラ)も連れて行った。
いや、F3がメインでNEX-3がサブ、というかブログ用というべきか。


フィルムも使えるうちに使っておかないと、将来後悔する事になりそうだ。
現像と同時に十分なクオリティ/常識的な価格でスキャンをしてくれるサービスがあれば
もっと使うと思うのだが、先細りの需要ではそういったサービスも難しいのだろう。


リバーサルフィルムを光を透して見る美しさが自分にとってフィルムを使う一番の動機なのだが、
フィルムカメラで撮影するメリットの一つは、撮る前にちゃんと考えるという事だろう。
やはり1枚1枚にコストがかかるので、シャッターを切る前に少し考える。
心構えの問題ではあるのだが、デジタルにはデジタルの撮影テンポがあって
なかなかそうはいかない物だ。


自分にとって、フィルムを使う動機を考えてみると、
1. リバーサルフィルムがきれい
 リバーサルフィルム(ネガとは違って赤い物が赤く映るフィルム)に光を透して見るときれい
2. かっこいい
 フィルムカメラは概してデザインがかっこいい。当時の高級品なので質感も高い。
3. 巻き上げの感触が気持ちいい
 マニュアルカメラだと1枚撮影する毎にフィルムをレバーで巻き上げる。その感触が気持ちいい。
4. 1枚1枚を大事に撮る
 コストがかかり、撮影可能枚数がデジタルに比べて少なく、結果がすぐに分からないので
 よく考えて撮影する。
5. モノが残る
 これは説明し難いのだが、そのフィルムが実際に現地に行って、光を浴びて化学反応をおこして、
 それが現像されて絵になった物が手元にある、というプロセスがいい。
といった所か。


欠点は、結果がすぐに分からない、撮影可能枚数に限界がある、ランニングコストが高い、
現像にだすのがメンドクサイ、デジタル化が大変、フィルムの管理が大変。


こうやって考えてみるとフィルムには結構メリットも大きいにも関わらず
デジタルに流れてしまっている。
やはり現像に出すメンドクサさが一番の問題だろうか。
せめてデジタル化が大変、だけでも改良していればもっと使うと思うのだが。

Black Friday

木曜のThanksgiving Dayに続く金曜日はBlack Fridayといって、アメリカの
クリスマス商戦が始まる日だ。大きな店はどこもバーゲンセールをやっている。
イメージとしては日本の新年の初売りと近いかもしれない。
せっかくなのでサンフランシスコの中心へ出かけて雰囲気を味わってきた。




ビルに囲まれたスケートリンク
サンフランシスコ中心にあるUnion Squareという公園にスケートリンクができていた。
様々なブランドのブティックや高級ホテルに囲まれた場所でスケートとは何とも優雅な話だ。
[ Sony NEX-3 + E 18-55mm F3.5-5.6 OSS ]




クリスマスモードのMacy's
Union SquareにあるデパートのMacy's。
窓全てにリースが飾られて、すっかりクリスマスモードだ。
店内は多くの買い物客で賑わっていて、バーゲン品のカートに人が群がっていた。
それでも日本のバーゲンの混み具合に比べれば人も少なく落ち着いた物だ。
[ Sony NEX-3 + E 18-55mm F3.5-5.6 OSS ]




不安になる日本語
サンフランシスコに開店したユニクロもセール中。
店先で見つけた日本語の文が、なんともいえず海外で見る日本語な雰囲気。
言葉としてはおかしくないのだが、直訳調なのと何よりフォントの乱れが気になる。
進化の"化"とか、合理性の"性"とか。
[ Sony NEX-3 + E 18-55mm F3.5-5.6 OSS ]




Nordstromのエスカレータ
BARTのPowell駅の隣にあるNordstromという店にも行ってみた。
ここは店内に大きな吹き抜けがあって、カーブしているエスカレータが
その吹き抜けの周囲を回っているのが特徴的だ。
ここも店内、店外ともクリスマスモード一色の飾り付けだった。
[ Sony NEX-3 + E 18-55mm F3.5-5.6 OSS ]




Blue Bottle Coffee
喧噪に疲れたので少し歩いた所にあるBlue Bottle Coffeeというカフェで休憩。
ここでカフェラテと玉子のサンドイッチを注文。
ラテは相変わらずの美味しさ。玉子のサンドイッチもバゲットに挟まれた上品な味だった。
[ Sony NEX-3 + E 18-55mm F3.5-5.6 OSS ]


その後はいくつかの店を冷やかしながら駐車場まで戻って帰ってきた。
雰囲気は十分に味わってきたが、結局自分自身の買い物はほとんどしなかった。

田舎道を気楽に : Danville, Dublin


週末サイクリング。今回の行き先はバークレーの山の向こう。
郊外をまったりと流したかったのでこの行き先を選んだ。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=212726639864621305412.0004ce5630d8b099a21ad&msa=0&ll=37.808156,-122.045059&spn=0.368353,0.725784

緑のカリフォルニア : Albany(アルバニー) → Danville(ダンビル)

いつものルートでバークレーの東にある山 Berkeley Hills を越える。
このルートは高級住宅街を抜けた後は、木々に囲まれた谷を抜ける気持ちのいい道だ。




緑のカリフォルニア
Berkeley Hillsの谷を抜けた所は見晴らしが良く、Inspiration Pointと呼ばれている。
眼下にはSan Pablo Reservoirというダム湖が見える。
周囲は緑色の草原だ。少し前の乾期の間はこの草原は乾燥しきって一面茶色だったのだが、
雨期に入って雨が何度か降ったので一面緑に変わっていた。季節によって印象が大きく違う。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]


山を越えて、Walnut Creek(ウォルナットクリーク)から南へ走る。
この辺りはベイエリアの喧噪を離れて、のどかな景色になる。
平地で追い風にも恵まれて快走。Danvilleの街に到着した。




Danville Depot
Danvilleの街にはSouthern Pacific Railroadという鉄道会社の車両基地があったらしい。
その駅舎の建物が保存されていた。
車両基地の跡地は公園になっていて、この日は青空市場をやっていた。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




Caboose
駅舎の裏にはcaboose(車掌車)が保存されていた。中は車掌の執務室とトイレと物置。
トイレには"街や道路を通るときは流さないように"という掲示があって面白かった。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




赤、青、白
駅舎の前にあった国旗。背景が紅葉の赤、青空の青、雲の白と
アメリカ国旗と同じカラーリングだった。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]

開拓者の家 : Danville → Dublin(ダブリン) → Hayward(ヘイワード)

Danvilleからさらに南へ。相変わらず平地で追い風と最高のコンディション。
Dublinの街までさらに快走した。




開拓者の家
Dublinの街外れにこの街を開いた開拓者の家が保存されていて、
博物館として内部が公開されていた。
1900年頃の裕福な農家ということで、素朴ながらも重厚な内装だった。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




St. Raymond Church
開拓者の家と同じ公園の中に、古い教会も保存されていた。
教会と聞いて誰もが想像するような"いかにも教会"といった感じだ。
[ Nikon D700 + Ai Nikkor 35mm F2S ]




登ってきた花
教会の横にあった駐車場の身体障害者専用の標識。
その標識のポールを伝ってツタが伸びて、標識の上に花を咲かせていた。
最初誰かが飾ったのかと思ったほどに、奇麗に標識の上に顔を覗かせていた。
[ Nikon D700 + Tamron 70-300mm F4-5.6 VC ]


Dublinの歴史を堪能した後、少し走り足りなかったので海側へ戻る感じで走る。
交通量の多いフリーウェーと平行に走っている旧道を走る。小さな峠になっていたが、
高低差はたいした事なく気楽に通る事ができた。
峠を越えた海側の街Haywardでこの日のサイクリングは終了。
走行距離は75kmほどだった。

鏡のような海面 : Carquinez Strait


バークレーに戻ってサイクリング再開。久々なので近場&近距離をまったりと走ってきた。
行き先はCarquinez(カークィネス) Straitという海峡。この海峡沿いに自転車と歩行者だけが通れる
道があるという事で、ここを通りに行ってきた。

https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=212726639864621305412.0004ce0beb45dfde62173&msa=0&ll=38.032543,-122.226763&spn=0.045904,0.090723

精製工場ふたつ : Albany → Crockett

Albanyから北へ向かって走る。本来は高架になっているBART(鉄道)の下に自転車道があるのだが、
BARTの地震対策工事のせいで閉鎖されていた。
仕方ないので住宅街の道をうろうろしながらも通り抜ける。
治安がイマイチなRichmondの街の東側をかすめながらPinole(ピノール)の街を通り抜けた。





教会
Pinoleの街で見かけた教会。この街は趣のある建築がいくつかあって、
その景色を楽しみながら走り抜けた。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09) ]


さらに北東へ進んでCarquinez海峡にCarquinez Bridgeが架かるCrockett(クロケット)へ。




石油精製工場
Crockettへ向かう途中、道が石油精製工場を横切って走っていた。
ここからMartinezにかけては大きな石油精製工場がいくつか並んでいる。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09) ]




Carquinez Bridge
Carquinez海峡に架かるCarquinez橋。奥にある古い方の橋は1958年のカンチレバートラス構造、
手前にある新しい橋は2003年の吊り橋形式だ。
ここに初めて橋がかかったのは1927年らしい。サンフランシスコとサクラメントを繋ぐ重要なルートだ。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09) ]




C&H
CrockettにあるCalifornia and Hawaiian Suger Company(C&H)の砂糖精製工場。
C&Hは砂糖のパッケージでよく見かけるブランドだ。
この工場でハワイから運んできたサトウキビを精製して製品にしているらしい。
レンガ造りの重厚な工場が、いかにもアメリカの歴史ある工場っぽい。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09) ]

鏡のような海面 : Crockett → Martinez → Concord

CrockettからMartinez(マーティネズ)の間がお楽しみの自転車/歩行者専用の道路。
途中までは車でも行けるが、ゲートが設置されていてその先は自転車の天国だ。
海峡の景色を楽しみながら静かな道を走り抜けた。




鏡のような海面
Carquinez海峡はSan Pablo湾、San Francisco湾、Golden Gateを通じて太平洋に繋がっている。
れっきとした海なのだが、奥まった内海だけあって静かな水面が広がっていた。
鏡のように反射しているのが美しい。奥に見えているのはBenicia-Martinez橋だ。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09) ]


MartinezにはAmtrakの駅があるので、ここから列車に乗って帰っても良かったのだが
やや走り足りなかったので少し内陸に入ったConcordの街まで走る事にした。
こちらは今までとはうって変わって、真っ平らな湿地帯を抜ける道だった。




Sunset
夕暮れ
平地を走っている途中で日没を迎えた。その景色が印象的だったので一枚撮影。
この日持ち出したTamronのA09はF2.8通しでマクロ性能もある便利なレンズでいいのだが、
ちょっと逆光耐性が足りないかもしれない。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09) ]




選挙ポスター
この日は11/6の選挙を控えて、街のあちこちに選挙用のポスターが置かれていた。
日本の選挙と違って、あのうるさい名前連呼の選挙カーが無いのが素晴らしい。
[ Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 (A09) ]


Concordの街で軽い夕食をとって、BARTに乗って自宅まで帰還。
最近陽が短くなってきたのがつらい所だ。

まとめ


走行距離 56.0km
走行時間 3時間26分
平均速度 16.3km/h
最高速度 43.0km/h